JCAD3 基礎講座
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線を描く1

曲線生成コマンド JCADの曲線は細分化曲線という構造になります。(これは、グラフィック系のソフトで使用されているものと異なる方式なので、互換という意味では難しく、ただ曲線は、簡単に出せるのでいいのかな?という感じです。)

制御点で描いていきます。あるのは曲線点(青色)と折れ線点(緑色)のみの2点。

制御点で描いていくので直線は正確にでますが曲線は内側に入ります。(ベジェ曲線の制御点と一緒で、通過点ではないと思えば納得できる範囲 ちなみにイラストレーターは通過点)

少ない点で曲線を表示させるのには最適 最低3点で曲線ができる 最低4点で円ができる。下記は5mmの四角と5mmの枠(制御点位置が5mm)の中の円

ここでよく言われるのはJCADの円は精度がないということ。JCADで描かれる円は通過している点(通過点)ではないから内側に入るのである。もし、5mm間隔の4点で円をつくったなら5mmより小さくなる。
精度をだすのであれば、円を選択してサイズ変更すれば5mmになる。

数値 + サイズ変更

このように、すれば正確なものになる。

そのソフトによって線の書き方もいろいろと異なってきます。
曲線を制御するものが少なく表示させる方法では、この方法が
最良ともいえる。
物体化してからの編集でこそ、CADライクなかちっとした物体にならない方法でもある。

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